【注】掲載写真は実物の苗となります。植物のため、掲載日時・撮影方法などによってお届けするまでに色・形・大きさetc...それぞれ変化する場合がございます。予めご了承くださいませ。

【サイズ】６号（18ｃｍ）素焼き鉢

（掲載写真１〜５枚目；2023/10/15撮影





塊根植物などが注目されてから、日本の伝統的な盆栽も注目を浴びるようになっていた頃、盆栽はオヤジの趣味として、また、和っぽさ全開で、当店ではかなり抵抗がある分野でした。「盆の様な器で育てるから盆栽なんだ！」などという威圧的で自己満足のためのおもちゃのようなイメージがございました。
薄い器で水切れ起こさないように手をかける愛情と努力も大切ですが、適当管理でも育つように楽しむ方が私としては向いているのかな？
蘭やバラ、サボテン、山野草のように敷居が高く、知識や美を求める気持ちが強すぎて当店の様なチャランポランの店では扱ってはいけない様な分野とずーと思っておりました。
そんな時、お客様が種から育てた黒松の成長を毎回のようにご来店の際に見せて頂き、「何気に購入したのに芽が出てきた♪」とか「こんなに成長してきた♪」とか。。。一緒に感動しておりました。
ネットで「盆栽とは？」と調べてみると、色々と奥深い歴史など書かれておりましたが、ルールはなく自然の姿を身近に楽しむ為、また、植物の生命・歴史を長年にわたり楽しむという完成の無いもの。の様な事なのかな？と適当に理解してからは少しだけナンチャッテ（にわか？）盆栽をやってみようかな。と思いました。

たまたま庭に生えてきた紅葉があり、普段なら雑草として直ぐに抜き取って捨ててしまうのですが、そのまま２年が過ぎ大きくなってきたので試しにチャレンジしてみました。
知識も何もないのですが、インスタでほんの少し作っている所をみてマネをしてみました。
根元近くは折り曲げるのに切り込みを入れたのですが、カッターナイフでは固すぎて線が入る程度、硬いナイフで何とか切り込みを入れられたのですが、芯の部分は固すぎて滑って手を切りそうでしたので、無理やり折り曲げました。
適当にビニールテープで巻いて、あとは針金で金縛りの刑にしております。
年数も２年で若い木となり、ただ曲げただけでお粗末な姿なのかもしれませんが、年数をかけてチョキチョキ剪定をしながら何十年も形作っていくと良い作品になるのかな？と思います。
紅葉の種類も沢山あるので何の品種だか分かりませんし、赤く紅葉する種類なのかも分かりません。
思った以上に丈夫そうな木で成長も意外と早いです。
岩や流木を絡めたり苔を植えてみたり、色々と自分だけの世界を作れます。ルールや常識に縛られずに出来る盆栽として。。。植物を縛ってみませんか？